EIERMANN TABLE
EGON EIERMANN | 1953
EIERMANN TABLE
EGON EIERMANN | 1953
装飾的なデザインを一切排し、必要最低限の要素のみで構成されたミニマルなフォルムのアイアーマンテーブル。デザイナーは戦後のドイツの建築、デザインに大きな影響を与えた建築家、エゴン・アイアーマン(1904-1970)。
このテーブルは1953年にアイアーマン自身のアトリエで使用するためにデザインしたプロダクトです。
構造はいたってシンプル。天板を支える左右のフレームをクロスバーで固定し、天板は上に乗せているだけ。建築家らしい強度と構造的な美しさを両立させたデザインで、さらにはL字金具で固定するパイプを上下させることで天板の高さを変えることができる機能性をも兼ね備えています。
アイアーマンテーブルは天板をフレームに乗せるだけのシンプルなスタイルのテーブルです。オフィスや自宅でのデスクとして、さらにはダイニング用としてシンプルであるからこそ幅広い用途で使用できます。
アイアーマンテーブルは、天板のサイズが3種類、フレームの仕上げを3種類からお選びいただけます。
※アイアーマンテーブル2の天板は1600タイプのみです。
W.1200 D.800. H718 - 858mm
ホワイト、ブラック:187,000円
クローム:236,500円
W.1400 D.800. H718 - 858mm
ホワイト、ブラック:192,500円
クローム:242,000円
W.1600 D.800. H718 - 858mm
ホワイト、ブラック:198,000円
クローム:247,500円
フレームカラーは「ホワイト」、「ブラック」、「クローム」の3種類からお選びいただけます。
エゴン・アイアーマンは建築家としての活動だけでなく、家具デザイナーとしても多くの製品を世に送り出しました。メトロクス札幌で取り扱い中の製品をご紹介します。
プライウッドとスチールを組み合わせたチェア「SE68」。チャールズ&レイ・イームズの影響を受けてデザインされました。
1953年にMoMAのグッドデザインアワードを受賞したアイアーマンの代表作とも言える折りたたみ式のチェア「SE18」。
テーブル同様にミニマル構造のシェルフシステム。オリジナルのデザインは1932年で、1995年に構造を変えて復刻した製品です。
1904年、ドイツ ポツダム生まれ。シャルロッテンブルク工科大学(現ベルリン工科大学)で建築を学ぶ。代表的な建築は、カイザー・ヴィルヘルム記念教会(ベルリン)をはじめ、国会議事堂(ボン)、ドイツ領事館(ワシントン)、オリヴェッティタワー(フランクフルト)など。1958年にはブリュッセル万国博のドイツパビリオンの設計に携わり、国内外にその名を轟かせた。
1947年からはカールスルーエ工科大学にて教授を務め、ロンドンの英国王立建築協会の名誉会員にも選出されている。BDAドイツ建築家協会大賞やドイツ連邦政府プール・ル・メリット勲章などを受賞している。
また、建築家としてだけでなく家具のデザインも手がけ、「アイアーマンテーブル」を始め、家具メーカー Wilde + Spiethからはいくつもの椅子を発表している。
1970年自宅のあるドイツ バーデン・バーデンにて没。
戦後のドイツ建築、デザイン界に大きな影響を与えた最も有名な建築家・プロダクトデザイナーの一人である。